がんばってます

あぁあ

気持に対して躰が成長し過ぎている。

鏡がいらない程に私は私を見ている。

私は今まで、三大欲を満たし、孤独を慰めるだけの人生だった。

外で段ボールに入れられているのは辛いから、誰か屋根の下へ連れて行ってと、そんな生活だった。

 

古い傷はもう二度と無い時間と重なって撫でてくれている。

刃物無しにズタズタにしていたのが、刃物によって幸福にさせられているというアンバランスさに、心から安心できる。

私はこれから窓際で笑っているのだ。