一つの思い出が終わってしまう。
未練とかではなくて、
いつもあったものが、別にそれは常に意識していなくても、そこにいると分かっていたことが、無くなるというのは、なんだか寂しくなるものだ。
すごく小さい例だと、行ってなかった料理屋が閉店すると聞いたら、急に行きたくなったりとか、少し違うけれど、そういうものだ。
でもそうやって区切ることが大切なのだと思う。
目に見えないから、時間という概念を作って、それを区切る。
そのような営みが人間なのだ。
恒常性に安心するということを別に忌むことはない。どんな人や物に対してもでも、そのような感情は当たり前にあるはずだ。
寂しくなるなぁ。